設置医療機器一覧
電子カルテ
当院では電子カルテを導入しております。
診療内容不備確認や禁忌薬剤履歴確認等を行い、医療ミスのない安全性の高い環境作りを目的としております。
紹介状や診断書の発行が簡便になる等、事務処理の効率化による待ち時間の短縮にも有効です。
細隙燈顕微鏡 画像ファイリングシステム付
外部モニターを取り付けた細隙燈を設置しており、角膜、結膜、前房、水晶体、硝子体、眼底等の患部映像を映し出しての 患者様への分かり易い病状説明に役立てております。
また画像ファイリングシステムを搭載しており、過去の患部画像も確認できるため、病状経過の閲覧も可能です。
マルチファンクション・レフラクトメーター MR-6000
MR-6000は、眼科で行われる主要な測定機能(屈折度測定機能、角膜曲率半径測定機能、眼圧測定機能、角膜厚測定機能・角膜形状解析)を搭載しています。
眼圧測定時に吐出される空気量が低減され、被検者に与える負担が軽減され、より優しい装置となっています。
さらにクイックレフ機能により、通常測定よりも撮影開始の条件を緩和することで測定開始を早めるとともに、通常時よりも短い時間で測定できるため、固視が安定しないなどの測定困難な眼にも対応が可能です。
視機能スクリーニング装置/スポットビジョンスクリーナー
スポットビジョンスクリーナーは、6か月の乳幼児から大人までの不同視や屈折異常などの視機能上の問題を検出することが可能です。
幼い子供の患者さんや協力的ではない患者さんへの眼のスクリーニングは時間がかかり、弱視が見逃されることもあります。
AAP(米国小児科学会、American Academy of Pediatrics)では3歳から5歳児のお子さんには通常の視力検査に加えて、機器を使用しての弱視スクリーニングが有用とされています。さらにAAPは6か月から3歳児のお子さんや、通常の視力検査では協力的でない、5歳以降のお子さんにも、機器でのスクリーニングが有効なこともある、としています。
早期に不同視・屈折異常などを発見し、適切な訓練、治療を行うことができれば、お子さんの視力はかなり回復します。将来、弱視といわれる状態になる事を予防することができます。
角膜内皮顕微鏡/スペキュラーマイクロスコープ
スペキュラーマイクロスコープ(TOMEY)は角膜(黒目)の一番内側にある角膜内皮細胞の状態を観察できる機器です。
角膜内皮細胞は新生や分裂能力がないため、一度減少すると再生することのない重要な細胞です。この細胞は年齢により個数は異なりますが、2000~3000/㎟が正常です。
当院では当機器を用い、内皮細胞の数や形を調べて、コンタクト処方に役立てるほか、手術の術前検査に使用しています。
写真:正常な内皮細胞の状態|
形の均一な細胞で埋め尽くされています。
前眼部専用の非接触型画像診断装置/CASIA2
非接触・非侵襲で感染リスクが少ない、前眼部の3次元撮影が可能な前眼部OCTです。
水晶体までの断面像や角膜の形状を計測する、最新式の検査装置です。
1度の撮影で「角膜から水晶体後面まで」の画像を取得できます。
また、撮影時間も2〜3秒なので、撮影時の負担もありません。
光学的眼軸長測定装置 OA-2000
白内障手術に用いる眼内レンズにも、メガネやコンタクトレンズと同様に度数があります。 眼軸長測定器は、その眼内レンズの度数の計算に必要なデータを測定する機器です。
VERION(ベリオン)
角膜には歪みがあり、その代表的なものが『角膜乱視』です。
手術をするときに角膜に切り込みを入れて水晶体(白内障)へアプローチします。
切ったところは角膜の形が変化するため、この変化を使って元々の歪みを矯正出来ればよいのですが、手術中どこに歪みがあってどこを切れば歪みを矯正するのに一番有効かは、肉眼では分かりません。
そこで、歪みを矯正するには「どこを切れば良いか」を科学の目で教えてくれるのが、ベリオンです。
また、乱視矯正眼内レンズの角度を手術中に調節したり、眼球の中心を確認しレンズの中心に合わせることが出来るなど、経験や勘に頼らず、デジタルの力で手術精度を飛躍的に向上させることが出来ます。
無散瞳眼底カメラ
眼底写真検査のために通常必要となる、散瞳(目薬を用いて瞳孔を開くこと)を行わずに撮影ができる機器です。 一般的に散瞳には30分くらいの時間が掛かるため、患者様の負担減となります。
超広走査型レーザー検眼鏡/Optos Daytona
眼底の約80%が撮影可能
Daytonaは従来の眼底カメラよりも広い範囲を撮影できる最新鋭の眼底撮影装置です。1回の撮影に要する時間は0.3秒と非常に短く、200度の広い範囲(眼底の約80%)が撮影可能となりました
深達度の異なる2種類のレーザー光
光干渉断層撮影装置 / HEIDELBERG SPECTRALIS
短時間に眼底を観察できる3次元画像解析装置です。網膜や脈絡膜、視神経といった組織の状態が精密に確認できます。加齢黄斑変性症、糖尿病網膜症などの網膜疾患や、緑内障などの視神経疾患の早期発見、経過観察、治療方針の決定、治療効果の判定が可能となりました。フォローアップ検査では正確に同じ場所をスキャンするので、僅かな変化を見逃さず、信頼性のある経過観察ができます。
網膜の断層像
眼底の網膜を断層撮影し、微細な組織を観察することが可能です。
緑内障ソフトウェア
網膜神経線維層をスキャンして微細な形態の変化を観察し、緑内障の診断が可能です。
自動視野計 オクトパス900
緑内障の判定、経過観察に欠かせない視野検査を行うための機器です。
自動瞳孔追尾や先進の診断プログラム、検査時間を短縮する高速ソフト、自動瞳孔径測定機能等、最先端の精度で検査するので 正確な測定を実現しています。
※ 視野検査の予約は通常予約とは別の完全予約制で行っております。予約を希望される方はお電話にてお問い合わせ下さい。
マルチカラーレーザー光凝固装置
網膜疾患の進行抑制や、治療をおこなうための装置。当院では網膜剥離や糖尿病性網膜症に対し、当機器を使用した 網膜光凝固治療を行っています。
当機器では、疾患の種類や患部の位置に合わせ、治療光を緑、黄色、赤の3種類のレーザー光から選択できるようになった他、 一度に複数個所へのレーザー照射が可能になり、短時間での治療が行えるようになりました。
高圧蒸気滅菌器 / Super Clave VAC260
眼科手術器具の適切な滅菌は、感染症を予防する為になくてはならない手段です。
真空ポンプ内臓式です。プレバキューム方式と、加圧脱気方式の組み合わせにより、高い滅菌性能を持ち合わせています。
オゾン水生成器
当院では「脱臭」「脱色」「生物活性」「殺菌」「有害物質の酸化分解」等、殺菌手段とし効果のあるオゾン水を生成する機器を 設置し、手洗いや機械・器具・設備の消毒に利用しています。
当院の手術室について
白内障患者の増加に伴い、「より安心に」「より安全に」患者様に手術をお受けいただけるように手術室を新設しました。
手術室室内に入室される患者様が、リラックスして手術を受けて頂ければと考えております。
- HEPAフィルターを設置し、陽圧をかけ空気循環を行っています。
- 先進の医療機器を設置し、より清潔で安全な環境で、 高度な医療のご提供を行っております。
手術室の設置医療機器
M822 眼科手術顕微鏡 ライカ社
透過率の高いライカの光学系とデュアル照明システムの組み合わせによって、手術を円滑に進めるのに不可欠な鮮明な画像が得られます。
デュアル照明システムは、特に白内障手術の効率向上のために有効です。このシステムは LED のメイン光源と、ハロゲンランプによる同軸レッドリフレックス照明から成っています。
CENTURION Vision system アルコン社(白内障手術用)
超音波ハンドピースで唯一、眼灌流圧センサーを搭載したCENTURION ACTIVE SENTRYを国内で初導入いたしました。この装置はハンドピースに内蔵されたセンサーで、白内障手術中の眼圧の変動をいち早く検知。
眼圧の変動に応じてリアルタイムで灌流液の注入量を自動調整し、眼圧を一定に維持します。それにより手術中の眼内圧を細かくコントロールすることで、高度な安全性と共に術中の痛みなど患者様の負担を軽減することができます。
VERION(ベリオン)
角膜には歪みがあり、その代表的なものが『角膜乱視』です。
手術をするときに角膜に切り込みを入れて水晶体(白内障)へアプローチします。
切ったところは角膜の形が変化するため、この変化を使って元々の歪みを矯正出来ればよいのですが、手術中どこに歪みがあってどこを切れば歪みを矯正するのに一番有効かは、肉眼では分かりません。
そこで、歪みを矯正するには「どこを切れば良いか」を科学の目で教えてくれるのが、ベリオンです。
また、乱視矯正眼内レンズの角度を手術中に調節したり、眼球の中心を確認しレンズの中心に合わせることが出来るなど、経験や勘に頼らず、デジタルの力で手術精度を飛躍的に向上させることが出来ます。
高圧蒸気滅菌器 / Super Clave VAC260
眼科手術器具の適切な滅菌は、感染症を予防する為になくてはならない手段です。
真空ポンプ内臓式です。プレバキューム方式と、加圧脱気方式の組み合わせにより、高い滅菌性を実現しています。
STATIM2000S(ステイティム) ホワイトメディカル社
高性能な小型蒸気滅菌器。
効果的に素早く器具を滅菌できるため、手術で使う小型の器具の滅菌をおこなっています。