白内障 | 緑内障 | 結膜炎 |
アレルギー(花粉症) | はやり目 | 結膜下出血 |
ぶどう膜炎 | 眼瞼痙攣 | 睫毛貧毛症 |
ものもらい | ドライアイ | 涙道閉塞 |
眼部帯状疱疹 | 翼状片 | 円錐角膜 |
飛蚊症 | 網膜剥離 | 加齢黄斑変性 |
視神経乳頭陥凹 | 中心性漿液性網脈絡膜症 | 網膜静脈閉塞症 |
糖尿病網膜症 | 色覚異常 | 斜視 |
閃輝暗点 | 心因性視力障害 | VDT症候群 |
オルソケラトロジー | 近視進行予防 | 目に良い食べ物 |
目に違和感を感じた場合は近くの眼科を受診し、専門医による診察を受けていただく事が重要です。また、普段の食生活から目に良い成分を摂取することも大切です。ここでは目に良いとされている成分についてご紹介します。
アントシアニン
目に良い健康食品として、よく登場するのがブルーベリーです。ブルーベリーの色素のアントシアニンが人間の生理機能を活性化します。網膜にはロドプシンという色素体があり、目に入ってきた光を分解・再合成させます。その連続が視神経を刺激し、情報を脳に送ります。アントシアニンはロドプシンの再合成を活性化させる働きがあります。アントシアニンを摂取する事により、目の疲れが取れ、視野が広がる効果があります。他には、血管を強くし血液の循環をよくするという機能もあります。
アントシアニンを多く含む食材:ブルーベリー、シソ、スイカ、ブドウなど
ビタミン
ビタミンA
網膜が光をキャッチして脳に情報を送るロドプシンの元になります。不足すると暗さに順応する機能が低下します。網膜の健康を保ち、目の粘膜の乾燥を防ぎます。レバー、バター、卵黄などに多く含まれています。
ビタミンB1
脳や神経系統を正常に保ち、疲労回復に役立ちます。不足すると眼精疲労が起こります。ウナギや豚肉、イワシなどに多く含まれています。
ビタミンB12
目から入った情報を脳に伝える視神経の伝達能力を高めたり、疲労回復に役立ちます。アサリやカキ、サンマ、レバーなどに多く含まれています。
ビタミンC
皮膚や粘膜の健康維持を助けると共に、抗酸化作用を持つ栄養素です。目に関しては水晶体の老化を防ぎます。不足すると白内障が進みやすくなります。ビタミンCが多く含まれる食材:イチゴ、アセロラ、ミカン、キウイ、グアバなど
ビタミンD
カルシウムの吸収に関与して骨の健康を支える役割があります。
ビタミンE
脂溶性の抗酸化ビタミンで、細胞膜にあって細胞を酸化から防ぎます。ビタミンCと一緒に取る事が効果的です。
ルテイン
光を直接受ける眼(特に黄斑)や皮膚に多く蓄積されており、目の老化を引き起こす活性酸素を抑えたり、テレビやスマホなどから発せられる有害の青色の光「ブルーライト」や紫外線を吸収したりと、網膜の細胞を保護する作用があるといわれています。
体内で生成できない為、加齢とともに不足しがちなので、緑黄色野菜などから摂取する必要があります。加齢黄斑変性や白内障など、加齢による目の病気の予防や改善に働きかけます。
ルテインの1日の摂取の目安としては6mg以上摂る事が望ましいのですが、加齢黄斑変性や白内障などの病気を予防する為には、1日10mgの摂取が望ましいと論文で示されています。(The Age-Related Eye Disease Study2(AREDS2)Research Group, JAMA.,309,2005-2015(2013))
ルテインが多く含まれる食材:ほうれん草、にんじん、小松菜、カボチャなど
ゼアキサンチン
ルテインと良く似た構造とはたらきを持つカロテノイドで、強力な抗酸化作用を持ち、人間の体内ではルテインと共に黄斑部に存在している為、加齢黄斑変性や白内障の予防に効果があると期待されています。黄斑部ではルテインとは異なる分布をしており、より黄斑の中心部に多く存在しています。
ルテインと共に1日2mgの摂取が望ましいとされています。(The Age-Related Eye Disease Study2(AREDS2)Research Group, JAMA.,309,2005-2015(2013))
ゼアキサンチンが多く含まれる食材:ほうれん草、とうもろこし、パプリカ
目に良いサプリメント
ルテインやゼアキサンチンは普段の食生活では不足しがちな栄養素の為、サプリメントでの摂取がお勧めです。
当院ではコンタクトレンズメーカーとして有名なボシュロムのオキュバイト50+を取扱っています。