オルソケラトロジーについて

お子様の視力低下が気になって...とご心配な方は多いのではないでしょうか。

オルソケラトロジーとは?

オルソケラトロジーは毎日就寝時に専用コンタクトレンズを装用し、角膜の形状を変化させることで近視を矯正します。オルソケラトロジーのレンズは高酸素透過性レンズ素材で作られており、厚生労働省から認可を受けているため、就寝時でも装用可能です。レーシックのように角膜を削る手術は必要なく、コンタクトレンズの装用を止めると2週間程度で元の角膜形状に戻ります。

オルソケラトロジーにより日中はメガネ・コンタクトレンズが不要になり、日常生活の快適度が向上します。メガネやコンタクトレンズは学校や外出先などで使用しますが、オルソケラトロジーは自宅で行うため、親御さんの目が届く環境で管理しやすいことがメリットです。

その一方で、オルソケラトロジーはハードレンズなので、初めて入れた時はゴロゴロとした感じや違和感があります。しばらくするとほとんどの方が慣れてきます。また、通常のコンタクトレンズと同様にレンズケアが必須なため、レンズの管理はしっかりと行わなければいけません。

■オルソケラトロジーが向いている方

適応には近視の度数に上限と下限があり、角膜のカーブの大きさによっては適応外となることもあります。比較的、角膜が柔らかく形状を変化させやすい若年層により効果を発揮します。スポーツをされるなかで、裸眼で過ごしたい方、近視ができるだけ進行しないようにしたいと考えている方に適している治療です。

■費用について

治療をスタートするうえで気になる費用ですが、毎月6,600円 (税込) を支払う定額制プランと176,000円 (税込) を支払う一括制があります。どちらも初期費用55,000円(税込)が必要です。

オルソケラトロジーはハードレンズを使用するため、レンズの取扱いによっては破損やキズが付いてしまうことがあります。定額制であればレンズの交換は無料です。また、視力によって度数変更が必要な場合も無料で交換が出来ます。少ないご負担で保証サービスが利用できる定額制でとお考えになる方が多くいらっしゃいます。

オルソケラトロジーを後悔しないためにも、メリットだけでなく、デメリットやレンズの管理についても良く理解が必要です。まずは検査を受け、医師と相談のうえ自分に合った治療なのかをお考え下さい。

オルソケラトロジーについて詳しい内容はこちらのページをご覧ください。